ARTISTS
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Hisakazu Mori / 森 久和
版画家(主にカーボランダム版画制作) [作品について] 自然界の模様、テクスチャーなど旅先で偶然出会うモチーフに刺激を受け、感じるままに版画の題材にしています。型にはまらず、ありのままに表現する作風は、制作するテーマによってどんどん変化しています。 カーボランダムは炭化ケイ素という、サンドペーパーなどに使われる研磨剤です。接着剤(ジェルメディウム)に混ぜ、筆、へら(スキージー)、パレットナイフなどで描画し、銅版、樹脂版などに固着させます。 版の表面は凸凹ができ、レリーフ状になり、その形が刷りとられます。手の動きや力加減が視覚、触覚として感じとれる版画です。 [作家について] 大阪府堺市 在住 1952年 和歌山県生まれ 1975年 武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業...
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Ishiwata Maki / 石渡真紀
和紙花 和紙繊維作家・石渡真紀の手から生まれる、しなやかで美しい造形美。千年の寿命を持つ和紙のルーツを守りながら、その繊細で強靭な命の糸を紡ぎ出し、唯一無二の「形」を追い求めています。
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Kimura Madoka / 木村まどか
リトグラフ アルミ製の板に、油性の色鉛筆で繊細に描くことで、細かい表現も可能なリトグラフ。作品のモチーフは、植物たち。『 植物は早く終わってしまう命ですが、絵に描いて、製版を経て版を作り、紙に移していく工程で、永遠性が生まれて欲しいと思っています。版画は、技法的に直接描写するものではなく、版を通して、手の作業から離れて仕上がっていくものなので、そこに時間が止まったような静謐さを感じています。 』ー木村まどかー
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Koshiya Yoshitaka / 越谷 喜隆
写真 国内外を旅して引き寄せられた名もないような土地の風景写真。それは見る人の想像を駆り立てる。そして写真家の記憶や情景を辿り、一緒に旅するように惹き込まれる。 天変地異、想像を超える事象が刻一刻とデジタル映像で流れて来る現実の中で、 作家は空、海、雄大な風景に問いかけ、自然に身を任せ、情景を捉える。 そして今、心を整えることが如何に大切かを作品を通して、私たちに静かに 語りかける。 「世界中が変動されようとする今、心を整え、いつも想像豊かでありたい。 自然の中で美しく神聖な光を感じてほしい」- 越谷 喜隆
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Kunihisa Mayu / 國久 真有
「息をしているように描く」。國久真有は自然の中に身を置き、五感を研ぎ澄まし、体現したその全てが作品に昇華されます。その線は伸びやかな弧を描き、湧き上がる様に色彩が現れます。キャンバスを舞台に踊る線と色は作家の心の波動が呼応する精神性と躍動感に溢れています。 國久は平面でありながら多次元を扱えるメディアとしての絵画を、空間体験装置として探求しています。身体性を介して、様々な方法で行うドローイングは、日常の場面に落ちる光として表現されています。日常の中に潜む美しさや繊細さを見つけ出しています。 作家は「WIT-WIT」※シリーズという独自の技法で絵画と向き合い、制作をしています。それは 人体を軸にし腕のストロークと遠心力を利用し描く手法で、四角いキャンバスに表現する平面絵画。自身を軸に筆で弧を描き平面を埋めて行きます。絵の具、時間を重ね、身体的なリズミカルな動きで描く行為。恣意的、意図的を排除し「気持ちが良いから」とただ無心に描きます。その瞑想的な絵画制作の世界観と作品は時空を超え、観る人を静かに深く惹きつけます。 息して、食べて、寝て、それは生きるための行為。画家國久 真有にとって”描く”ことは生きること。”生きる”ことは、描くこと。描くために心身を鍛え、そして旅をする。そのすべてが作品の糧となっています。 絵画と真摯に向き合う画家國久真有が描き続ける線、作品、描く姿をひたすら見続けたいと思います ※名称は、古代ローマ時代の建築家ウィトルウィウスの『建築論』の記述をもとにレオナルド・ダ・ヴィンチが 1485 ~ 1490 年頃に描いたドローイング『ウィトルウィウス的人体図』に由来します。...
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Masaki Ogihara/ 荻原 賢樹
ドローイング・絵画 油彩(未発表),アクリル作品、鉛筆のドローイング作品を掲載します。 「僕が芸術と正面から向き合うようになったのは、自分自身と向き合うことを 真剣に課せられたことでもありました。 自分を疑い、芸術を疑うこと。 芸術は説明し難いもんであり、多くの時間を要する。 『自分なりの答えを見つけなあかん』 面白くなるのは、それを別のやり方で、あるいは間接的に表現した時です。 これは僕が尊敬している故・堀尾貞治さんの好きな言葉です。 SNSによる情報伝達やデジタル化による表現の拡張や意志の伝達が あたりまえの世の中になっていますが、表現ののりしろはまだまだあると信じています。」...
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Michael Kenna / マイケル・ケンナ
Photography
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Mitsui Takeyoshi / 光井 威善
作家の感性と経験に根差した宙吹きガラスは一瞬のリズムと感覚で生まれる。1点1点ハンドメイドで仕上げた2つの作風、「PEOPLE」 と「SILENCE」シリーズを制作している。 「PEOPLE」-静かに佇み、やさしく見守ってくれるような心癒される存在。ちょっとシュールでユーモラス、 ほのぼのとしたノスタリジックな佇まい。フェイスは光と影で表情豊かに変化する。有機的なフォルムはどれも個性豊か。眺めていると自分自身、家族、友人の存在と重なり、鑑賞する私たちを見守る様な穏やかな姿に惹かれる。「SILENCE」-繊細に刻まれたガラスは幻想的な色彩を帯びる。表面の繊細な磨きの技、シルエット、色彩が美しい陰影を描く。表面の滑らかなフォルム、光沢や艶消しの繊細なガラスの表情からは貴石のように美しい色彩のオーラが漂う。「静かに佇む(ボトル)PEOPLE。彼らを作っていると不思議と心が落ち着きます。見る人にもこの不思議な安らぎを感じて欲しいです。“SILENCE”は多彩な色使いの中にも、静謐なモノクロームのような緊張感が共存するように、様々な色の組み合わせや形のパターンから、自分の手や色の好みにしっくりとくる大切な一点に出会えたらと思います。」 光井 威善 作家について 1987 年広島県生まれ。 2010 年倉敷芸術科学大学芸術学部工芸・デザイン学科卒 2012 年同大学院の芸術研究科工芸専攻を卒後、富山ガラス工房に所属 2016...
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Mizoguchi Haruna / 溝口 春菜
墨抽象画 手漉き和紙をキャンバスに、五感を大胆に赴くまま墨の濃淡が美しい心の風景を描きます。 日々の暮らしの中で、無垢な感情の波、インスピレーションが織りなす墨抽象絵画です。
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Ogihara Misato / 荻原 美里
水彩画 作家について 多摩美術大学デザインを学び、その後、オペラ、コンサート等の背景画制作に携る。現在、画家・イラストレーターとして、書籍、広告、パッケージ等 多岐の分野で活動中。東京の暮らし、自然に囲まれた軽井沢、山梨のアトリエで作品制作を行う。 作品制作について 「私は朝、自然を眺め、好きな音楽を聞きながらコーヒーを飲む時間が好きです。肩の力を抜いた自然体の暮らしです。 今までもいろんな土地に住んできましたが、自分のスタンスは変わってないと思います。旅をする時も同じです。暮らすように旅をしてナチュラルに時間を楽しんでいます。平凡なものに信頼を置いて、愛情をもち、見つめ、そして深く思うと、その平凡なものが普遍性をもちます。一旦記憶の奥に閉じこめ、それを引き出して心に残るものだけを描くことから生まれます。「風景」「モノ」「人」が味わい深く見えてきます。私が今までの出会い、感じてきた大切な想いを1枚の紙の上にのせて制作しています。」
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Seiko Adachi / 安達聖子
染織 絹、綿、麻などで幅広く織り、約40年間、安達布糸布織という名称で、細く裂いた布に撚りをかけた裂き糸を使って織ることを中心とし、染めも含めて、さまざまなジャンルの作品を制作している。
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Takahiro Yahagi / 矢萩 誉大
磁器 / 陶芸 磁土を1点1点、ロクロでまたは手捻り(玉づくり)で成形して、白磁に黒化粧、銀彩を施しています。 ★作品のご購入をご希望される方はメール(info@stylemeetspeople.com)あるいは「about」ページのお問い合わせフォームからご連絡ください。お届け先に準じたご配送料、納期をメールにて返信いたします。当サイトにて他のお客様のご成約が先行した場合、また個展会期中にギャラリーにて販売が先行して確定していた場合、ご要望の作品をご購入できない場合がございますのでご了承ください。 作品について 作家は故郷、制作の場である山形村山にてテーブルウェアやオブジェのような作品を制作しています。雄大な四季折々の自然、季節の移ろい、光と影を磁土の形、質感、色彩で表現しています。 磁土を1点1点をロクロで、または手捻り(玉づくり)で成形して、白磁に黒化粧、銀彩を施しています。いずれも表情豊かで、味わいがあります。欠けも、裂け目、歪みも全てが矢萩さんの手から生まれる必然で自然な形。静かに流れる時を投影するような佇まいが美しい。 作家について矢萩 誉大/Takahiro Yahagi 陶芸家/Ceramicist...
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Takeuchi Kouzo / 竹内 紘三
陶芸/造形作品 卓越した手技と繊細な感性で、国内をはじめ海外で注目される現代陶芸・造形作家 竹内 紘三。 「構築と破壊」をテーマに磁土で挑戦的なカタチを創出する[Modern Remains]シリーズ。型でパイプ状の形を作り出し、構築した造形を恣意的、手が動くままに先端を破壊していきます。その行為の結果として形成された波形は人工的ながら創造された造形美が際立つ。 一方、陶土作品は、鉄のような重厚感や石造建築、遺跡を思わせ、オブジェのような存在感が際立つ。時の流れを封じ込めたような作品[Modern Ruins/現蹟]シリーズを生み出します。二つの作風を通し、時空を超越する作家の精神と世界観に惹かれます。 ★作品のご購入をご希望される方はメール(info@stylemeetspeople.com)あるいは「about」ページのお問い合わせフォームからご連絡ください。お届け先に準じたご配送料、納期をメールにて返信いたします。当サイトにて他のお客様のご成約が先行した場合、また個展会期中にギャラリーにて販売が先行して確定していた場合、ご要望の作品をご購入できない場合がございますのでご了承ください。 作家について 1977年...
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Terauchi Yumi / 寺内 ユミ
インテリア商品・書籍
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Yuasa Katsutoshi / 湯浅 克俊
木版画 作品について 湯浅克俊の作品は、江戸時代に広がりをみせた浮世絵に始まる「木版画」の伝統技法を用いています。古くは分業で制作されていた「作画、彫り、摺り」この全行程を作家自身で行っています。作画には、自らが撮影したデジタル写真を用い、それを手で彫刻刀を用いて彫り、バレンを使って手で摺り、作品へと昇華させていきます。 作家について 東京都生まれ. 1978年 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科(版画コース)卒業 1979年 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(ロンドン、英国) 1980年 修士課程版画科修了 イギリス、ドイツ、中国等、海外でも数々の個展を開催し、世界のアートフェアなどにも多数出品。...