コレクション: Mizoguchi Haruna / 溝口 春菜

墨抽象画

手漉き和紙をキャンバスに、五感を大胆に赴くまま墨の濃淡が美しい心の風景を描きます。

日々の暮らしの中で、無垢な感情の波、インスピレーションが織りなす墨抽象絵画です。

 

作品について/作家の言葉

手漉き和紙をキャンバスに、五感を漸く筆の赴くまま墨の濃淡が心象風景を描きます。日々の暮らしの中で、無垢な感情の波動、インスピレーションが織りなす墨の抽象絵画です。

白でも黒でもない 

丸でも三角でもない

どこまでも続いていける様な
終わりの無い様な
全てはどこかで繋がっている様な

そんな曖昧な美しさに
魅力されながら描いています

筆 墨 和紙との対話を大切に 
そして何よりも
素材の持つ素晴らしい力を大いに頼りながら

それらは大胆さと繊細さを持つ偉大な存在で
コントロール不能になるほどです

まるでミクロレベルの小さなものを
顕微鏡で覗いている様な

あるいはマクロレベルの
何か果てしなく
大きなものを見ている様な

その時の思い 感覚 香り 
言葉にならない思い
いつしか見た風景 
過去の記憶

あるいは 草木や水の中 
朝に見上げた空
アスファルトに残る雨の跡etc

見てくださる方が
自由に想いを馳せて頂けましたら幸いです

-溝口 春菜-

 

作家について;

1995年 女子美術短期大学 生活デザインテキスタイル課 卒業

1998年 大塚テキスタイルデザイン専門学校卒業

1998年 ホンダ技術研究所(HONDA)カーデザインセンター勤務 カラーテキスタイルデザイナー

2006年 サンエーインターナショナル勤務 テキスタイル担当

2013年~現在 テキスタイルアート・墨と和紙による絵画、ドローイング制作