Collection: Malene Wagner / マリーヌ・ワグナー

マリーヌ・ワグナー現代日本版画コレクション

日本美術と日本と西洋の文化交流を専門とするデンマークの美術史家.マリーヌ・ワグナーの現代日本版画コレクションより随時作品をご紹介します。

[マリーヌ・ワグナーについて]
日本美術史の修士号取得後、国際的な美術館、オークション、美術出版の世界で豊富な経験を経て、2014年「Tiger Tanuki: Japanese Art & Aesthetics」タイガ―タヌキ※創設。その目的は、日本美術と美学に対する深い知識と関心を育み、世代や文化を超えた日本美術ファンやコレクターにインスピレーションを与えること。現在はパリとコペンハーゲンを拠点に、さまざまな観点から日本美術に関する執筆やキュレーション、アートディレクションを行っている。専門は日本の版画と19世紀から20世紀にかけての日本と西洋の文化交流。2025年10月にプレステル出版から日本の近代版画家についての本を出版予定。出版を記念して2025年SMP GALLERYにて「Collector's Room(仮称)」企画展開催予定。
https://www.tiger-tanuki.com/

※タイガー」は自身が寅年生まれで、西洋ではアジアの伝承と強さを象徴する動物。反対に「タヌキ」はコミカルなイメージで語られ、それが東洋的だと感じて、タイガーとタヌキを合わせ、西洋と東洋を融合させたところにある面白さを発信したいなと思いネーミングしたという。