墨アブストラクト FC-1
墨アブストラクト FC-1
溝口春菜 / Haruna Mizoguchi
墨抽象画 2023年
和紙・墨
額装サイズ<黒額縁>:60 × 60 cm
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作品について/作家の言葉
手漉き和紙をキャンバスに、五感を通す筆の赴くまま墨の濃淡が心象風景を描きます。日々の暮らしの中で、無垢な感情の波動、インスピレーションが織りなす墨の抽象絵画です。
白でも黒でも
丸でも三角でも
どこまで続いても大丈夫なような
終わりの無い様な全ては
どこかで繋がっているような
不思議な美しさ
惹かれながら
描いています
筆墨和紙との対話を大切に
そしてまたも
素材の持つ素晴らしい力を頼りに
それらは大胆さと繊細さを持つ偉大な存在で
コントロール不可能になるほどです
ほぼミクロレベルの
小さなものを顕微鏡で続けているような
あるいはマクロレベルの
何か果てしなく大きなものを
見ている様な
その時の思い
感覚香り
言葉にならない思い
いつしか見た風景
過去の記憶
あるいは
草木や水の中
朝に盛り上がった空
アスファルトに残る雨の跡
見てる方が
自由に想いを馳せて頂けましたら幸いです
溝口春菜
作家について
1995年 女子美術短期大学 生活デザインテキスタイル課 卒業
1998年 大塚テキスタイルデザイン専門学校卒業
1998年 ホンダ技術研究所(HONDA)カーデザインセンター勤務 カラーテキスタイルデザイナー
2006年 サンエーインターナショナル勤務 テキスタイル担当
2013年~現在 テキスタイルアート・墨と和紙による絵画、ドローイング制作