Patagonia R
Patagonia R
越谷 喜隆 / Yoshitaka Koshiya
作家オリジナル写真管理印刷 (Original Archive Print) 2024年
作家作成エンボスサイン入り(Author-produced embossed signature)
29.4 x 28.5 cm
額装 : 52.5 × 41 cm
限定数:15点
撮影:2009年
★越谷喜隆個展[Urban Nature-Intergrity/インテグリティ] 2024年 4/26(金)-5/12(日)
都会の喧騒に囲まれた暮らしの中で、写真作品を眺めていると自然を愛でる気持ちを起こさせてくれます。
"Integrity / インテグリティ"には"誠実"、"正直"、"真摯" などの意味があります。その言葉は、作家が、森羅万象に敬意を払い、自身の心象風景を映し出すように捉えた写真を象徴しています。
繊細な色調の美しさが際立つ写真は全て自身が行うプリント制作を通して、緻密な感覚、美意識が織りなす絵画的な作品へと昇華されます。
作品について
国内外を旅して引き寄せられた名もないような土地の風景写真。それは見る人の想像を駆り立てる。そして写真家の記憶や情景を辿り、一緒に旅するように惹き込まれる。
天変地異、想像を超える事象が刻一刻とデジタル映像で流れて来る現実の中で、作家は空、海、雄大な風景に問いかけ、自然に身を任せ、情景を捉える。そして今、心を整えることが如何に大切かを作品を通して、私たちに静かに語りかける。
「世界中が変動されようとする今、心を整え、いつも想像豊でありたい。
自然の中で美しく神聖な光を感じてほしい」- 越谷 喜隆
作家について
青森県出身、岡山県倉敷市在住。日本の美を追い求めた岩宮武二氏に師事 東京で広告写真(1972〜2013)として活動する傍ら、2006年より作家活動にて国内外を旅して風景写真を撮影している。
プリントは全て自身が行い、その絵画的な繊細な美しさが際立つ色調が秀逸。
長年撮りためた膨大な写真のアーカイブ制作、プリント技巧に磨きをかける日々。その合間を縫って、思い立つと愛車のワーゲンに乗り、風景と対話しながら国内を旅し精力的に撮影を続けている。