Modern Ruins 現蹟 掛花棒04

竹内 紘三 / Kouzo Takeuchi

2024

素材：陶土

47.5 × 3 × 3.5 cm

 卓越した手技と繊細な感性で、国内をはじめ海外で注目される現代陶芸家。 風化したような素材の質感、姿、佇まいは古代と現代を浮遊し、時の流れを感じさせるような世界観が残る。

今作品はたたら技法により粘土を細い板状にして成形した壁掛け用花器シリーズ。 土の素朴な味わいと焼成する前に表面に砂をかけてざらつきのある質感に仕上げている。シリコン釉薬を施した防水加工により花を生ける花器として、またオブジェとしても味わいのある造形です。背面に忍ばせたワイヤーを、額装用のフックや釘一本に掛けて、四季折々の草花を楽しむ花器としてお楽しみください

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作家について

1977年 兵庫県加東市生まれ。

2003年 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース卒業

2004年 岐阜県多治見市陶磁器意匠研究所卒業

同年、兵庫県加東市創作活動をアトリエを置いて現在に至る。

2018年第13回パラミタ陶芸大賞展（パラミタミュージアム・三重）

2020年 青か、白か、ー青磁×白磁×青白磁（茨城県陶芸美術館）

2021年 滋賀県率陶芸の森にて滞在制作（~22年）

2022年 第33回(2022年度）タカシマヤ美術賞陶芸部門受賞

国内で個展・グループ展を精力的に行っております。

第13回パラミタ美術館（三重県）主催「2018パラミタ陶芸大賞展」作家賞に選ばれる。

兵庫陶芸美術館にて「2023年度著名作家事業×テーマ展 竹内紘三展」大個展を開催（2023年12月9日～2024年2月25日まで）

＜所蔵/設置＞

ボストン美術館/ルイ・ローソン銀座並木通り店・ヒブクロトリアーン&アルバート博物館等