山田能資 個展: 土 と 石

山田能資 個展: 土 と 石

晩夏から中秋へと移ろう季節、SMP GALLERYでは初となる山田 能資個展を開催します。
宮城県出身の山田能資さんは、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ 校グラフィックデザイン科を卒業。彫刻家イサム・ノグチも愛した伊達冠石(ダテカンムリイシ)を産出する大蔵山スタジオの5代目として、山を守り、石と対話する日々の中で、自身の内なる感性を研ぎ澄ましてきました。

本展では、伊達冠石や大蔵寂土などの素材を用い、宮城の自然、大蔵山に息づく大地の記憶や時間の痕跡をテーマに制作。「土と石」の循環する関係性を、絵画やオブジェを通して表現します。 

[作家の言葉]
大蔵山の伊達冠石は、火山活動と地殻変動の中で生まれ、二千万年という遥かな時間を経て、海水の影響を受けながら、静かに土と還ってきました。
私は日々山を歩き、土を手で掬う。その土で顔料をつくり、絵の具に混ぜて、石の姿を描く。
それは失われた形をなぞることではなく、土となった記憶が、再び石の姿へと向かおうとする行為です。
「描くこと。」石と土のあわいに宿る、気配や時間の層を、少しでも感じていただけましたら幸いです。

Exhibitions ページに戻る